すべての悩める就活生へ贈る小説!「何者」
こんにちは!
本日は、話題の小説を しなの がご紹介します!
特に大学生、就活生必見!
「就活、就活、、ってよく聞くけど、
就活って一体何?!」
と思っているそこのあなたに捧げます...
その名も、
「何者」!!
もちろんマニュアルのような就活本も役に立ちますが、「何者」を読めば、
就活がもっともっと
身近に感じられるはずです!
「何者」を書いたのは、
「桐島、部活やめるってよ」(2009年)や
「チア男子!!」(2010年)など数々の青春小説作品を発表した作家・朝井リョウさん。
「何者」は、2013年に直木賞を受賞したのちに、映画版が2016年10月に公開されました。
映画版は、細かい人間模様を見事に映像で表現することに定評のある、三浦大輔監督が手がけました。
小説を読んでも、映画を観ても、
リアリティのある世界観
を味わうことができます。
まるで自分が就活しているかのような
一体感を覚えること間違いなしです。
ここで、
あらすじを少しご紹介しましょう。
就職活動を控えた6人の大学生が、ひょんなことから就活を一緒に頑張ることに。
性格も、就活で目指すゴールもバラバラな6人が、就活を進める中で抱えていく悩みや葛藤、心情の変化が、巧みに描かれています。
映画版と重ねて、
登場人物をご紹介しましょう。
1. 主人公は、佐藤健さん演じる
冷静分析系男子・拓人。
2. 彼が片思いをするのが、有村架純さんが演じる、地道素直系女子・瑞月。
3. そんな瑞月の元彼で、菅田将暉さんによって演じられるのが、天真爛漫系男子・光太郎。
4. 拓人が慕っている大学院生・サワ先輩は、山田孝之さんが演じます。
5. 二階堂ふみさん演じる理香は、瑞月の友達で、留学経験があったり、就活の準備を着々と進めたりしながら、実は周りを見下しがちな意識高い系女子。
6. そんな理香と同棲中で、同じく周りを見下しがちな、空想クリエイター系男子・隆良を、岡田将生さんが演じています。
この6人は、ひょんなことから
理香の部屋に集まるようになり、
やがて”就活会議”を開くようになります。
就活浪人、留学から帰国したばかり、サークルのバンド活動に専念中など、それぞれ異なる事情を抱えながら、目標に向かって就活という門を開いて行きます、
しかし!
やがて彼らの人間関係をも左右することになるのです。。
あなたはきっと、
6人のうちの誰かに自分を重ねて
自然と読み進めることになるでしょう。
自分を見つめる機会が増える就職活動で、
彼らがどうやって大人に成長していくのか、
そして社会において「何者」になろうとする
彼らの葛藤や気持ちの変化を感じることのできる作品です。
就活前の様子から、就活が始まって変化するそれぞれの心情や行動、そして就活を終えるまでの、就活生のリアルが描かれています。
就活を控える私が「何者」読んだ時、
登場人物に共感するどころか、就活への不安や恐怖を感じました。。(笑)
それだけ、朝井リョウさんの表現は
心に刺さってきましたし、
リアリティがもの凄くありました!!
「何者」を読んだおかげで、
就活がどんなものなのかイメージが浮かびやすくなりました。
6人の大学生は、それぞれに強みがあって、
一見就活がうまくいきそうな気がしますが、
全員、何か裏の事情を抱えています。
読み進めるうちにそれに気づいた時、
「就活を完璧に進められる人なんて誰もいないんだな」
ということに、気づきました。
なので、この本を就活が始まる前に読んでいてよかったなと思いました。
この時代に生きる大学生や、
就活を終えた社会人の方には特に、
共感して頂ける場面がたくさんあります。
ぜひこの一冊を読んで、あなたの就活をスタートさせませんか?
次回ご紹介する一冊は、
自分の思ったことをそのまま人に伝えるのが苦手!本当に相手に伝わっているか不安!
というあなたにオススメの話題のあの作品を紹介させていただきます!
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